全国集会=石川県輪島=

古材文化の会では毎年、会員・非会員をとわず、各地で活躍されている方々との交流、地域に残された貴重な資産としての建築や町並みを学ぶ場として全国集会を開催しております。
第12回の今回は、「地震で損壊した建築や町並みを保全する取り組みから学ぶ」をテーマに石川県輪島で開催いたします。

2007年3月25日に発生した能登半島地震は、石川県輪島市を中心に大きな被害を出しました。漆器で有名な輪島市には、約3500棟もの土蔵があるといわれていましたが、その多くが全半壊の被害を受けました。
しかし、土蔵や民家は魅力的な輪島を形成する貴重な社会資産でもあるという認識から、まちづくりアドバイザー、建築士らがいち早く土蔵修復支援活動実行委員会を立ち上げ、現在も相談や修復などの活動をされています。
今回の全国集会では、土蔵修復の取り組みの見学、活動されている方たちとの交流をします。興味をもたれた方はぜひ、古材文化の会 事務局までお問合せください。

<画像は修復中の輪島市黒島の民家>