9月30日(日)「街道をゆく No.2」は山陰街道を歩きました。
午前中は雨が降っていましたが集合時刻の午後1時半には、なんと雨はあがっていました(!!)…日ごろの行いがいいのだと、参加者それぞれが思っていたことでしょう…。
永井会長を先頭に参加者23名が、ゾロゾロと駅を出発。
「街道をゆく」は沿道に残る歴史ある建物や文化遺産を見学することで、ありきたりで見過ごされがちな風景の中から後世に残すべき町並み、景観について考えようとする見学会です。
イヤホンのようなものをつけた団体がぞろぞろと歩きながら、途中、民家の前で立ち止まっている様子は道ゆく人から見ればあやしげにうつるかもしれません。今回歩いたあたりには古い建物も残されてはいますが、やはり年々減ってきているようでした。またマンションやここ数年に建ったと思われる今風の建物が並んでいるところもありました。
私自身を振り返ってみても、このような機会がなければ「町並み、景観」を考えることはあまりなかったと思います。これからも見学会に多くの方に参加していただき、ご自身が住んでおられる地域のことを考えるきっかけになればと思います。
写真は樫原廃寺跡史跡公園です。昔ここには八角三重塔があったそうです。今は「跡」だけだとしても、「ほーこんなところに」とつかのま、遠い昔に思いをはせました。