さてさて、つづきをご報告。
基調講演は金沢大学大学院教授の世古一穂氏。「伝統建築保存・活用マネージャーの資質と社会的役割〜協働コーディネーターの視点から〜」と題してお話いただきました。これまで「協働のデザイン」「挑戦する酒蔵」などたくさんの著書があります。
活マネにとって参考になるお話をしていただきました。
<写真左から、世古一穂氏、塩澤実氏>
活マネ活動報告では、湖北での空き家の活用の取組み。新潟での町屋活用の取組み。(ギャラリーとして活用されている町屋では養成講座が縁となり二期生の松本さん(染色作家)の個展が開かれたそうです)京都市中心部の修徳学区でのまちづくりのお話。また、明るい話ばかりでなく、町家の再生を断念せざるを得なかった報告もありました。パネルディスカッション、質疑応答の時間があまりとれなかったのが残念でした。第2回活マネ祭りの課題ですね。
<写真はパネルディスカッションの様子>
職人は語ると題して、京都府南丹市で茅葺職人をされている塩澤実氏にお話いただきました。塩澤さんはいわゆる職人というイメージではなく、「茅葺き」に対しても独特な視点を持っておられて、お話も楽しく聞かせていただきました。
<写真は質疑応答の様子>
活マネ祭りは着物で入場の方無料!だったので、お着物の方もちらほらいらっしゃって、華やいだ雰囲気を作っていただいて感謝です。
懇親会には50名ほどの参加者があり、そこでは、みなさん、おおいに語らっていただき、盛況におひらき。そして二次会、三次会へ……と流れていく人も。
でも、次の日は見学会です。飲みすぎは禁物!