人も瓦も個性が大事!? (8/3の講座より)

瓦講座6回目です。思ったように瓦が仕上がらない・・・どうしよっ!
しかし、参加者の皆さんの頑張りで後半戦にかけて急ピッチの作業が続きます。
前回、作成した荒地を整形していきます。

まずは、ウラ側を叩いていきます。やさしすぎず、つよすぎず…
縄をまいた叩き棒(正式名称、わかりません(%ショボ女%))で叩くときれいな縄目が。そこへ印を押します。(上手く焼けることを期待!(%ニコ女%))

そして、表側も叩いて整形。でも、こちらは叩きすぎないように。薄くなりすぎては、いけません。切り型に沿って荒地を切ります。

屋根に葺いたときに下になる部分は雨が流れるよう、面とりをします。そして、たてて乾燥させます。

この日は他に軒瓦も作成しました。こちらも紹介したいのですが、また次の機会に。

仕上がった荒地は個性豊か。模様もそうですが、厚さも均一ではありません。この瓦が屋根にのることは無いかもしれませんが、実際に自分で瓦を作ってみて、はるか昔に思いをはせ、ものづくりの大変さを実感して、これからは屋根にのっかる瓦を見ても今までとは違った思いで瓦を見ることができるのではないでしょうか。

ほんの一部ですが、小林さんの技を近くで見ることができて、ワクワクしました。さぁ、次は「焼き」です。いざ、鹿背山へ!