活マネ祭り、ご報告。

2月21日(日) 第2回 活マネ祭りが開催されました。会場は京都市下京区にある五條楽園歌舞練場。趣のある木造3階建てです。伝統建築・保存活用マネージャー養成講座の修了課題としてもとりあげられた思い出深い建物です。

午後1時、西田教子さんの司会で祭りの始まりです。まず、力石裕澄美さんのバンドネオンと綾部美和子さんのピアノの演奏です。バンドネオンという楽器は見た目はアコーディオンと似ているのですが、左右にあるのは無数に並ぶボタンで、ひとつのボタンでもジャバラを拡げる時、縮める時で音が違うという、もうそれはそれは複雑な楽器です。

永井規男会長(写真)から開会の挨拶、続いて来賓のとしてひょうごヘリテージ機構の沢田伸さん、三井物産株式会社CSR推進部 社有林・環境基金室の塘(つつみ)素子さんにご挨拶いただきました。三井物産さんには今回の活マネ祭り、そして上級講座に支援いただいております。

その後、特別報告として兵庫ヘリテージマネージャーの才本謙二さんに丹波地区でのボランティア、市民ファンドによる古民家再生の取り組みを紹介していただきました。続いて活マネの方々(写真)にそれぞれの地域でのまちづくりや住まいに関する取り組みを報告いただきました。

桐浴邦夫さんの司会で始まったパネルディスカッションでは、まちづくりや住まいづくりの課題について話し合われました。このような機会に集まった世代も違うメンバー、講座を通して、つながりが生まれ、継続していくことで、またそこから何かが始まると期待しています。

活マネ祭りは、パネラーだけでなく、企画・運営も活マネ有志で事務局も協力しながら取り組んでいます。今回の祭りにも70名を超える参加者があり、盛況でした。これも支えてくださる方々がいるからできることだと思います。次回の活マネ祭りには「我もスタッフに!」と思う講座関係者の方がおられましたら、ぜひ、事務局に一声おかけください。(吉岡)