第2回大和・町家バンクネットワーク準備会に参加しました

9月23日午後から奈良県橿原市今井町の華甍(はないらか)で開かれた第2回大和・町家バンクネットワーク準備会に参加しました。

主催する実行委員会からオブザーバーとしての参加要請が会にあり、白石が主に出席しています。

奈良県内のまちづくり団体が集まって、奈良県全域版の町家や民家の空き家バンクを設立して運営することで、地域の活性化と街並み保全を図ろうとするものです。

全国的に過疎地域を中心に空き家の増加が問題になっていますが、奈良県の取り組みは地域資産である古い町家や民家を販売や賃貸で活用することを目指しています。また、この事業は国土交通省の補助事業を受けています。

23日の会議では、2011年2月頃に大和・町家バンクのHPを立ち上げるための調査や地域の紹介文の作成を各まちづくり団体が取り組む事が決まりました。

古材文化の会の役割は、文化庁の委託事業により、①各まちずくり団体などの町家・民家の調査結果をデータベースにまとめる事、②このデーターをまちづくりや建物の保全・活用に役立てるためのインターフェイスを整備する事です。(ひで)