大和・町家バンクネットワーク準備会が主催する大和町家見学ツアーに参加しました。準備会は、今井まちなみ再生ネットワークが事務局をつとめ、古材文化の会もオブザーバーとして参加しています。(詳しくは9/24のブログ参照ください)
私は、22、23日と参加してきました。初日は大宇陀(おおうだ)、泊瀬(はせ)、三輪(みわ)とそれぞれの町づくりに関わる団体にお世話になり三か所を巡りました。夜は今井町にある町家宿泊施設、嘉雲亭に泊めていただきました。翌日は今井町にある交流センター「華甍」に集合し、宿泊組とスタッフが一緒に「花いっぱい運動」という取り組みでチューリップの球根を植えました。その後、今井まちなみネットワークの上田琢也理事長から説明を受け、今井町の空き家を巡りながら町歩きをしました。
どの町でも住民の少子高齢化、暮らし方の変化、建物の老朽化などで空き家が増えています。町並みや生活様式を形作る歴史ある建物は地域の資産です。どのように活用し次代につないでいくのかは、所有者力だけの問題ではありません。さまざな課題を市民団体が行政、所有者と協力しながら解決しようという奈良県での取り組みを会としても応援、協力していきます。(吉)