NPOの活動では、目立つ人が頑張ってる人と思われがちです。それは、間違いではありませんが正確でもありません。大きくものを動かす時には、小さなことに心配りができる人の存在が重要です。そういう人は目立つことが苦手かもしれないので、そっと感謝をしています。エネルギー満々の人たちが多いNPOで、時として、やり場の無い気持ちを抱えてしまうこともある私ですので、目立たずにみんなの役に立っていたり、さりげなく事務局を支えてくれる人の存在に、すごく感謝をしています(%ニコ女%)
なぜ、そんなことを書いたかというと…
少し前のことですが、京都府の女性職員の被災地支援活動のお話を聞きにいって感じたことがありました。「体力もないし、私にできることがあるのかな」と不安なまま被災地へ行かれた方が避難所でみたものは、どこになにがあるかわからない救援物資の山でした。整理して何がどれくらいあるのかを書き出し、何が足りていて、何が足りないのかが一目瞭然になりました。他の避難所に行かれた職員の方も同じ行動をとられました。ガレキの撤去や家財道具の運び出しなどは力のない女性では、あまりはかどりません。そのかわり、家事を担う女性の目が避難所では役に立ちます。その他にも避難所でわがままを言うこともなく悲しいことも全て心にしまっている子どもたちの様子に気づき心を痛めたお話もされていました(%ショボ女%)
自分ができることが何なのかを考え、主体的に課題にかかわることが、今の私たちには必要なことなんだと改めて思いました。報告会は、主に職員の方にむけたものだったのかもしれませんが、有意義な報告会でしたので広く一般の方々にむけて開催して欲しいと思いました。(よ)