7月30日の夕方18時から四条京町家で荒木工務店の会長からお話を伺う先達の口伝「木造建物の決まりと心得」の2回目を行いました。
今回は木造建築の各部分の納まりや名称についてのお話でした。コミセン、ハナセン、シャチセンの事や外部雨戸の納まりなどについて詳しく話していただきました。
天井のむくり、床を張るときの中央の下げ幅など目から鱗の話も多く聞かせていただきました。
この口伝もあと1回になりましたが、延長して欲しいとの声が参加者から寄せられていました。講義の後は、恒例となった簡単なおつまみとお酒で懇親を深めました。
なお、次回の口伝は8月27日(土)19時からです。参加希望者は必ず会事務局にご連絡ください。
荒木さんの本が8月1日に出版されました。講座には来られなかった方は是非書店で手にとってください。
「町家棟梁」−大工の決まりごとを伝えたいんや−
荒木正亘/著 矢ケ崎善太郎/聞き手
出版社名 : 学芸出版社 出版年月 : 2011年8月 価格:1680円