9月17日から19日まで第16回全国集会を九州大分県で行いました。
会員など20名余りが参加した今回の集会は、大分県で活躍する会員と熱い思いの行政マンに出会う旅でした。
17日は最初に大分県日田市豆田町にある長福寺を訪問しました。このお寺の本堂は永井会長が係わた九州最古の浄土真宗の建物で近年、重要文化財になりました。本堂の修復設計を担当した会員の福島孝篤さんから、詳しく建物の時代考証や修理方針についてご説明いただきました。
写真1:本堂の説明をする福島孝篤さん
また、長福寺のある豆田町は重要伝統的建造物群保存地区であり、江戸期に日田が天領であった時代の繁栄が残されていました。
ここで、吉田博嗣さんという江戸時代の儒学者で、教育者、漢詩人でもあった広瀬淡窓(ひろせたんそう)を地域振興の鍵にしようとしている市の職員の方にお会いしました。この吉田さんは情熱家で、豆田の町と人が好きでたまらない様子が全身から現れていました。 (白)
写真2:豆田町と広瀬淡窓について語る吉田博嗣さん