奈良県「御所まち」と「中村邸」を訪ねる

街道をゆく見学会 No.8
奈良県御所市の「御所まち」と名柄の名家「中村邸」〔重文〕を訪ねる

第8となる街道をゆく見学会は、奈良を訪ねます。
御所市は大阪府との県境となる金剛・葛城山麓の町です。江戸時代から伊勢街道・竹内街道や高野街道の交通の要衝として重要な役割を果たし、大和絣や菜種油などの商業の街として栄えました。寛保2年(1742)の検地絵図と比較しても、当時の町並みとほとんど変わらず、江戸から昭和初期に建てられた町家が百数十軒残っています。「御所まち」とよばれる西御所、東御所の古い町並は、重要伝統的建造物群保存地区に匹敵する質と量を誇ります。名柄は旧街道沿いに古い民家が軒を連ねており、江戸時代の雰囲気を色濃く残しています。

秋の日の一日、歴史を訪ねる旅に出ませんか?