「森聞き」と言う映画をご存じでしょうか? 4人の高校生がそれぞれ、「森の名人」といわれる老人たちに会いに行き話を聞きます。綱一本で杉の大木に上り、良質の種を採集する76歳のおじいちゃん。子どもの頃から焼き畑を続けてきた85歳のおばあちゃん。焼き畑は種を残すため、生きるためという。人生を生き抜いてきた名人たちの言葉に高校生たちは何を感じるのでしょう。
「これは、断絶しつつある世代を再びつなぐ、信頼回復の記録です。 」と公式ホームページに紹介されています。自分自身の高校生の頃を思い出すと、おじいちゃん、おばあちゃんと話をした記憶がありません。おじいちゃんは、何を考え、どのように仕事をしてきたのだろう。おばあちゃんは、どのような気持ちで子どもを育ててきたのだろう…今になって、話が聞きたいと思っても、かなうことはありません。現代を生きる私が、何を見逃してきたのか、未来につながる今をどう生きるのかを映画を見ながら考えたいなぁと思います。予告編を見て会場にむかいます!(よ)
「上映キャラバン in 京都」は京都・森と住まい百年の会の主催で、25日(金)18:00開場、長岡京市産業文化会館 1階大会議室。26日(土)18:00開場、福知山市三段池公園総合体育館 第1会議室。27日(日)10:00上映①開始、13:00上映②開始、16:30上映③開始。(15:15 トークセッション「京都で森聞き」)京都ペレット町家ヒノコ2階サロン。参加費は、各500円(トークセッションは無料) ※要申込(詳しくは百年の会HPをご覧ください)※27日(日)13:00上映②は満席です。