京の町でよく見かける「鍾馗さん」。小屋根の上でにらみを利かせ、家を守る神様です。鍾馗さんの歴史は「唐」の時代にまでさかのぼり、時の皇帝が病に臥し、夢で見たのが始まりとか。夢の中で鬼を退治した鍾馗さん。皇帝が目を覚ました時には、すっかり病が癒えていたそうです。
京の町でみかける鍾馗さんは、ちょっと斜めを見ています。お向かいさんとにらみ合いにならないための配慮と聞きました。私の地元で見つけた鍾馗さんは、なんと蔵の屋根に乗っていましたよ。見晴らしバツグンですが、屋根の上が気持ちが良くて、居眠りしないかと心配です(よ)(%笑う女%)