第1期上級講座で年輪年代法を学ぶ

第1期京都市文化財マネージャー上級講座の2回目の基礎講座として10月7日に「年輪年代法と文化財」を古材文化の会年輪年代学研究所所長の光谷拓実さんを講師に学びました。
午前中はまちセンのワークショップルームで講義を受け、午後は京都市東山区の建仁寺の中にある修理現場で年輪年代法が使える部材判定の実習を行いました。
この時に採取した腰板の辺材型のヒノキの年輪から1614年(慶長19年)までの年輪が判定できました。樹皮型で無いため伐採時期はあと20年ほど加える必要がありますが、建築年代を判定する貴重な資料が得られました。 (白)