日本RS学会平成19年度総会に参加して

(%晴れ%)

今も風は強い。昨日の夕方から夜にかけて嵐の様相で、最大瞬間風速は20m/sを超えたらしい。

嵐と言えば、、、。

昨日、区内(桜上水)の日大文理学部百周年記念会館国際会議場でリモセン学会学術講演会が行われました。学会は昭和57年(1982)に設立され、2011年には30周年記念を迎え、昨年からの会長はその記念事業に向けて、RS実利用技術に関する諮問委員会を創られて、実利用推進活動に力を傾注されています。

映像保存再生の会においては、「映像」を広い意味で捉えています。映像と言えば、映画・TV・ビデオが一般的ですが、ドキュメンタリー映画やNHK等の放送番組(報道、ドキュメンタリー、教養等)によく見られる空中写真やCG画像なども重要なソースと考えています。協力関係にある古郷せたがやヴィジョン研究会は、古地図を出発点として「地理空間情報」を環境・防災等のまちづくりに生かそうとしています。地理空間情報として重要な空中写真・映像やリモートセンシング画像は、主に昭和30年代〜50年代にかけて世に出現した比較的新しい映像で、現在そしてこれからの将来においても重要な地域遺産であるのです。

写真はRS学会の総会風景ですが、役員選出方法の改正に関する動議が一理事から出され、「拍手」、「挙手」を経て、珍しく「起立」でもって会員の動議否決の意思が確認されました(会長、副会長、理事会、事務局案了承)。
二理事の動議に対する非難も会場からありましたが、議長(会長)はこの動議に対し真摯に対応され、1時間延長された総会も無事終了しました (定款や細則に照らし合わせて、課題は理事会マターとされました)。

分野、規模、歴史は全然違うが、SEPARAの総会は来週であり、参考の意味でも出席・参加した甲斐があるものでした。