近くの野外上映会に参加して

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8月最終日。週明けは9月で、子供たちは2学期が始まります。
世田谷のとある公園では、明日の青空祭りの前夜祭として、野外映画会が行われました。せたがやプレイパークが主催で、アニメ2本が上映され子供とその親を中心に50名以上集めていたように思われます。

実は、今までのSEPARA上映会で野外上映会の企画案もあったのですが、公園管理事務所の許認可や電源・応援スタッフの問題から棚上げとなりました。

田舎で子供の頃、夏の終わりから9月中旬・秋分の日頃までに秋祭りが各村で行われていました(今でもやっているはず)。5日は西中、8日は金屋本江、9日は下後亟と言った具合で、新学期が始まってからも忙しかった?ものでした。祭りのこの頃のメインイベントは、野外映画会でした。寅さんや東宝怪獣ものなどが出てくる前で、テレビによって映画界は年々観客動員数を減らし続けているご時世でしたが、B級映画で見る都会に憧れを持ったものです。

クレージーキャッツの日本一シリーズや森繁久弥の社長シリーズなどでは、ボンドガールにもなった浜美枝、若大将の星由里子、酒井和歌子などが輝いていたものです(もちろん、今でもですが)。

あの時代、先輩世代の団塊世代が成人・社会に出る頃、国だけでなく地方にも明るい未来があったように思われるのは、自分が子供であったからだけではない、時代背景があったように思えるのは私だけではないでしょう。

缶チューハイに、豪勢?にもチーカマ、イカの塩辛、ピーナッツ入り柿の種を準備しての、久し振りの野外上映会観覧でしたが、アニメの内容は上の空。子供たちは、どう見たのでしょう。

写真は同じ公園内にある閉館時刻近くのプールで見た夕焼け雲(20070815盂蘭盆)。