仙台在住のサンタクロースこと我らが「珈巣多夢」のマスター・伊藤さんは、もともと仙台名物牛タンの老舗「太助」に弟子入りしたんだそうです。ところが結婚する段になって奥さんから、自分は農家だから牛の舌なんてイヤ、と言われ、一転、自家焙煎の珈琲店を開くことにしたのだそうです。いい話です。
最初は仙台駅に「BOBO」なるお店を出したんだそうですが、知るひとぞ知る、これは九州方面では禁断の2文字。違う趣旨のお店と間違えて入って来るお客さんなどに困り果て、10年ほどはその名前で通したものの、満を持して現在の「珈巣多夢」という名前にしたんだそうです。
4月には仙台・柏木にオープンし、現在は豆の量り売りのみ行っている柏木店でも喫茶コーナーをスタートさせるそうです。
写真は定禅寺通り店からの定禅寺通りの眺め(ここにピンクの毛糸が結ばれます)。
仙台市郊外の熊ヶ根に「仙台ダッシュ村」なる男たちの隠れ家を建設中で、最近は炭焼き窯が完成したそうです。
定禅寺アート・プロジェクトもマスターはじめ「ハロー定禅寺村」の熟年(老齢)パワーのご協力あってのものです。まさにサンタクロース。
(コメント:門脇篤)