フォーラムが展開している「フェアウッド・パートナーズ」では、ドキュメンタリー「木の来た道」を制作、各地で上映会を行っています。
これまで(6月18日現在)に、5ヵ所での上映会を終えました。監督を務めてくれた三上雄己さんと木村輝一郎さんやフェアウッド担当のスタッフが出かけていき、上映にあわせて参加者のみなさんとお話する時間を設けています。毎回、いろいろな感想やコメントをもらい、制作した私たちにとっても学びの場となっています。
6月8日(月)の「美容師だらけのコンシャスナイトvol.2」では、「“知らなきゃいけない現実”をつきつけられた」「木が育つのに時間がかかることが見えない。プロセスを見たら(木を)大切に使うはず・・・」などの感想やコメントが出てきました。
この日の参加者は、美容サロンで働く20〜30代の「環境初心者」と自らを呼ぶ方が多かったのですが、身の回りにある家具や紙・木材製品の原料は、いったいどんな森からやってくるのかに目を向けてもらいたいという制作側の思いを伝えるのに、映像とトークショーの可能性を感じました。参加者の皆さん、主催してくださった+ING編集部、そしてファシリテートしてくれたkokoさんこと丹羽順子さん、ありがとうございました!
また、映像を見たり、話を聞いたりするだけでなく、実際に山を見てみたい、木でなにかを作ってみたいという声も上がり、フェアウッドではワークショップの企画も始めています。
フェアウッド・ムービー「木の来た道」の上映会は今後も各地で行っていきます。その中で、国内外の森林を守るために一人ひとりに何ができるのか、参加者の皆さんと考えていきたいと考えています。ぜひ、足をお運びください。(希)