「未来の食卓」(監督ジャン・ポール・ジョー/112分)
《あらすじ》
美しい自然に囲まれた南フランス、バルジャック村。ショーレ村長は子供たちの未来を守るため“学校給食と高齢者の宅配給食をオーガニックにする”試みに挑戦した。大人たちは戸惑ったが、オーガニック給食や学校菜園での野菜作りを通して自然の味を覚えた子供たちに巻き込まれ、小さな村は少しずつ変化していく。(詳しくはHPをクリック)http://www.uplink.co.jp/shokutaku/
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フランスのドキュメンタリー映画「未来の食卓」を試写会にて見てきました。
冒頭のユネスコ会議の様子やインタビューに猛烈な眠気をそそられるけれど、この10分間さえクリアすれば、後は南フランスの農村風景と、可愛い子どもたちが心を癒してくれる。
フランスは農業国だけれど、確か南部はかなり土が悪かったはず。苦労も多い分、深い知恵が生まれるのかもしれない・・・などと考えつつ映像を見ていたら、以前見たドキュメンタリーを思い出した。
それは南フランスにある「フレネ学校」の一年間を撮ったものだ。セレスティン・フレネは後にヨーロッパ各地や、現在のアメリカのチャーター・スクールなどにも影響を与えた、興味深い人物だがここでは省略。この学校の有機農業学習が半端ではない!!
チャンスがあったら是非ご鑑賞を。(しかし、この映画の題名が思い出せません。どなたか詳細をご存知の方、是非教えてください!確かフランス製作のドキュメンタリーです)
共通項として、いろんな困難と闘いながら土と生きる、そんな土着のすばらしさを感じます。
子どもを持つ若い人たちにお勧めの映画です。
東京では、2009年8月上旬公開です。(MN)