丸の内のオフィス街の真ん中にある「自然環境情報ひろば 丸の内さえずり館」をご存知でしょうか。ここでは、1ヶ月半ごとにNGOなどが、さまざまな環境問題についての展示を行っています。入場無料で、昼休み、通りがかり、また帰宅時などふらっと立ち寄れるようになっています。
ここで実は今日の午後1時まで熱帯林行動ネットワーク(JATAN)による展示が行われていました。すでに今の時点で終わっているので、今から見に行くことはできず、大変申し訳ないですが、この展示がとてもよくできていました。
展示を手がけたのは、フェアウッドで映像製作を担当してくれた三上雄己さんと木村輝一郎さんのabovoというクリエイティブユニットです。
avoboのHP:www.abovo.jp
私もようやく最終日前日の昨日見に行くことができました。
インターアクティブな展示や、見た人のイメージをかきたてるような展示となっていました(右写真参照)。私たちが展示をするとなかなかアイディアがなく、ただパネル展示で文字で訴えることしかできないことが多いので、是非見習いたい。または、今度はabovoに協力してもらおう!などとも思いました。
さえずり館では、展示以外にさまざまなセミナーも開催しています。
7月7日(水)の午後6:30からは、地球・人間環境フォーラムとメコンウォッチが主催の「いのち輝くメコンの流れ(4)〜食べられる「生物多様性」とは?」を開催します。この連続セミナーシリーズでは最後の回になります。
メコン河流域で、農村部の川や森林は、そこに住む人々の「食糧庫」でもあります。人々の生態系の利用は多岐にわたっていますが、食糧としての利用は特に重要です。森や川の多様な生物は、人々のフードセキュリティと深い関係があります。人々はただ採取するだけでなく、持続的な利用も工夫しています。最終回は、人々の暮らしと人が使い続けることのできる自然を守ることについて考えてみたいと思います。
メコンウォッチ製作の映画上映もあります。
是非お申し込みください。