6/16(土)、第2回目となるワークショップが開催されました。
今日、参加してくれた子ども達は7人。
今日も元気いっぱいの原一男監督の指導でワークショップは進行します。
まずは、みんながそれぞれ考えてきた映画の原案・ストーリーをコピーしてみんなに配り、一人ずつ朗読します。
そして、それぞれのストーリーに対し、一人ひとり感じたことをコメント。
それぞれの作品?のタイトルだけ、ご紹介しておきます。
〜「宝探し」 冒険もの
〜「登山」 ホラー
〜「僕らの音色」 青春もの
〜「寺化山事件」 アクション
〜「黒い森」 ホラー
それぞれが考えたストーリーに、原監督も「ここに気をつけるともっとよくなる」ポイントを伝授。子ども達は真剣に聞き入ります。
そして、今日は天気がよかったので、午後から撮影の練習もしました。
「シーン」「カット」「テイク」の違いや、カチンコ・マイク・カメラの使い方を学んだあと、役割を決め、マルチメディアセンターの表に出て早速撮影。
今回は、カメラ・マイク・カチンコ(助監督)と4人の俳優を子ども達が行い、原監督自らが監督役を務めます。
シーンは、センター前で待ち合わせる約束をしていた4人。
(センター前で待つ2人)
「あいつら遅えなぁ」「なにやってんだよ…」
「あ、おーい!」
(あとの2人が走ってくる)
「…ごめんごめん!」
「今まで何やってたんだよ!」
「ごめん」
「で、話って何?」
「実は、オレ、見たんだ…」
このシーンを、計3種類のアングルから撮影。
NGも含め、俳優たちは何度も同じカットを演じ続けます。
たった1〜2分のシーンを撮るのに、1時間もかかってしまいました。
撮影が終わったら、部屋に戻って今撮った映像をみんなで確認します。
NGの場面はみんな大笑い。
で、3種類のアングルから撮ったOK映像を編集でつなぎ合せます。
ビデオカメラなので、編集はノートパソコンで楽々。
子ども達は、編集のやり方も教わりました。
そして、うまく繋ぎ合わせられたら、もう一度スクリーンに試写して結果を確認。
1つのシーンを4カットで構成したのですが、ここで原監督から注文が。
より場面の状況や臨場感を見る人に解りやすく伝えるため、その場で2カット追加。
それを改めて試写すると、たしかに随分わかりやすくなりました!
…さて、次回は6/23(土)10時〜。
まだまだ、追加の参加者を募集しています。
中学生〜小学6年生のみんな、原一男監督と一緒に映画を作ろう!!