お盆休みも終わり、撮影も仕切りなおし。改めて、今日が初日の撮影です。
8/7〜8の2日間は、いい実践練習になった、と前向きに考えて。
さて、今日は八幡山のふもとにある八幡公園での撮影です。
今日の出演者はワークショップの子ども達。子ども達が出演するときは、人手が足りないのでマイクやレフなどは大人も手伝います。
近江八幡のまちを拓いた豊臣秀次公の銅像に見守られながら、ひとつひとつのカットを丁寧に撮影していきます。
冒険もののストーリーなので、映画を面白く魅せるためにはどうしても細かいカット割りが必須。
子ども達が考えたシナリオをベースに、原監督が、その場で緻密に計算された人の動きやカメラアングルを細かく指導します。たった数秒のカットを撮るのにも、ものすごく時間がかかります。
「“まあ、こんなもんでいいや”とちょっとでも妥協してしまうと、それが実際に映像になったとき、“あの時もう少し頑張っておけばよかった”と必ず後悔するする。だから、絶対に安易な妥協はしない。その場でできる限りのことを精一杯やって、後悔を残さないようにしよう。」
原監督は何度もそう繰り返し、子ども達がベストを尽くすよう何度も盛り立て、納得がいかないと何度でも撮り直します。
そんななか、役者も、カチンコ係も、カメラ係も、「よーい、ハイ!」の掛け声をかける監督役も、最初はぎこちなかったのが、徐々に慣れてきたのか、いちいち言われなくても少しずつ自主的に動けるようになってきたし、動きも少しずつサマになってきました。
…でも、時間は無情に過ぎ、気がつけばもう宵の口。
まだ、八幡公園で撮る予定のシーンの1/3ほどしか撮れていません。
この調子で、果たしてクランクアップできるんでしょうか?!