またまた事件発生!! 第17回子ども映画づくりワークショップ開催!!【ロケ2日目】

今日のロケ地は、旧中川煉瓦製造所跡地にある「ホフマン窯」。
「ホフマン窯」とは、連続的・効率的な煉瓦の焼成を可能とするためドイツで開発された巨大な窯で、現在日本には4基しか残っていない貴重な近代化遺産。

持ち主の許可と協力を得て、ここを「秘密のトンネル」に見立てた撮影をするのが今日の目的。今日は、主に大人役が演じることになります。….が!! ここでまたしても問題が。

大人役をやってくれると言っていた学生のうち1人が、いつまで待っても来ない。連絡も取れない。お〜い!!!(大汗)

セッティングも打合せも終わってるのに、役者待ちで貴重な時間が過ぎていく…。

「このままでは今日の撮影ができなくなる!」

しかし、今から頼んですぐすっ飛んで来てくれる役者なんているはずもない。
 
 

最終手段。もう、他に選択肢はない。
この企画の主催者で、マネジメントも現場での小間使いもやらなきゃいけない私が、急きょ出演することに。
これだけは避けたかった〜。

役者経験ゼロ。声は小さいし度胸も小さい私に、果たしてこの大役が務まるのか?!

…というわけで、以後、私が出演する時は、ほとんど写真撮れてません。ごめんなさい。

 

さて、今日の撮影で面白かったのは、「発煙筒」。

「不思議なトンネル」の演出効果を出すために不可欠な「ケムリ」を出すため、気密試験や防災訓練などで使われる無害無臭の発煙筒を購入。

ホフマン窯の中で発煙筒を焚き、モウモウと煙るトンネルの中での一発勝負の撮影。
演出効果だけでなく、撮影のオモシロさを子ども達に印象づけるツールとしても、強烈なインパクトのある撮影現場でした。
 

ホントいろいろありましたが、この日は、予定していたシーンを何とか全て撮り終えることができました。よかった〜〜