これからこのブログ上で、映画『ほんがら』の魅力を少しずつご紹介して行きたいと思います♪
まずは、監督・撮影・編集の三役をひとりでこなしきった長岡野亜監督の<視点>。
長岡さんは、ドキュメンタリー映画界の鬼才・原一男氏に師事する、京都在住の若手映像作家です。
島町ならではの四季折々の美しい自然や、日常の素敵な風景が、映画の中にもふんだんに登場します。長岡監督はもともとスチール写真の出身だけに、ちょっとした風景を美しく切り取る才能がいかんなく発揮されています。
一方、インタビューでは、時間をかけてひとりひとりの老人たちとの人間関係を築き上げ、笑顔でホンネを語るほのぼのした雰囲気の中にも、示唆深いメッセージを見逃さず、丹念に拾い集めていく根気強さと視点の鋭さが光っています。
撮影も中盤頃になると、長岡監督は行く先々の家で歓待され、野菜をもらって帰ったり、時には泊めてもらったりしていました。これもひとえに、長岡さんの人がらと根気強さの賜物でしょう。
3/8の上映会には、もちろん長岡監督本人もいらっしゃいます。
映画上映後、監督によるトークもあります。おたのしみに!!