映画『ほんがら』の魅力〜その2〜【音楽】

映画『ほんがら』のテーマ曲・挿入曲を手がけていただいたのは、東京在住の作曲家・大場陽子さん

「GOTEN GOTENアート湯治祭」など、地方のアートイベントで「音楽のある空間づくり」をテーマに様々な活動を展開されている大場さんとは、AAFで知り合ったご縁がきっかけとなり、島町の現場も実際に訪れていただく機会に恵まれ、音楽をお願いすることになりました。これぞまさしく「ひょうたんから駒」!

限られた予算の中で、島町のイメージや長岡監督が描きたい世界を音楽で表現するために大場さんが選び出したのは、「サクソフォン四重奏」。

長岡監督にとっても、自作映画に生音源をつけてもらうのは初の試みで、大場さんと長岡さんとで何十回もやりとりをしながら、試行錯誤の末にようやくできあがった音楽は、この映画になくてはならないすばらしいものになりました。

楽曲を演奏してくださったのは、サクソフォン四重奏団「ストライク」の皆様。
やわらかいサックスのハーモニーが、何ともいえない安心感をもたらしてくれます。