今日は、数年前に「沖島21世紀夢プラン」策定を担当された市職員のFさんから、沖島のお年寄りについてや夢プラン策定の経緯についてお話を伺い、今後の進め方について協議しました。
Fさんは、日本で唯一の淡水湖の有人島「沖島」が抱える問題の本質を探るため、「KJ法」を開発した川喜田二郎氏のもとへ出向いて泊り込みで研修を受け、沖島にも2日に1回のペースで通って少しずつ住民たちと親睦を深め、「夢プラン」の策定にこぎつけたスゴイ人です。たぶん、沖島住民以外で一番沖島をよく知っている人でしょう。
「沖島」は、全国のいわゆる「離島」が抱える全ての問題を抱えていながら、行政区分上、琵琶湖が「海」ではなく「一級河川」になっているがために、離島を対象とした補助制度が一切使えないのだとか…。
その後、「八幡堀を守る会」会長のSさんのご自宅に取材に伺いました。
Sさんは、一年365日、一日も欠かさず、雨の日も風の日も雪の日も、毎朝約2時間かけて八幡堀の両岸を歩き、ゴミ拾いをしておられます。話を聞けば聞くほど、本当に頭が下がります…。