長崎市で起こった市長選挙期間中のテロ。非常に残念なことに、伊藤一長市長は今朝方、2時過ぎに亡くなった。ご冥福を切に祈る。
テロによる死亡といえば、5年前の石井紘基元衆議院議員の事件を思いだす。が、5年も過ぎると、事件そのものやテロへの怒りは風化する。しかし今回の事件は選挙運動の最中、選挙事務所前という衝撃的なものだ。怒りを風化させず、2度とこのようなテロを生み出さないために、どのよな運動を組み立て、持続すればいいのか。すべての人々に問われているのではないだろうか。
なお、15日に告示された長崎市長選だが、伊藤市長の死去に伴い、公職選挙法に基づいて投票日3日前の19日午後5時まで、新たな立候補(補充立候補)が可能となる。補充立候補の有無にかかわらず、日程通り22日に投開票される。