民主主義を封殺するあらゆる暴力を許すな!長崎市長銃殺事件抗議集会

次の緊急抗議集会が開催される。

・4月27日(金)午後6時30分開会(6時開場)
・総評会館2階(新御茶ノ水駅下車すぐ)
・参加費 500円
・主催 標記実行委員会
・呼びかけ人 石坂啓(漫画家)、上原公子(国立市長)、内田雅敏(弁護士)、
 小倉利丸(ピープルズプラン研究所共同代表)、鎌田慧(ルポライター)、
 斎藤貴男(ジャーナリスト)、佐高信(評論家)、高田健(許すな!憲法改 悪・市民連絡会)、富山洋子(日本消費者連盟代表)、
 西川重則(平和遺族会全国連絡会代表)、福山真劫(平和フォーラム事務局長) (4月20日現在)
・連絡先 03−5289−8222(平和フォーラム)
 03−3221−4668(許すな!憲法改悪市民連絡会)
 090−2302−4908(アピール事務局・白石)

共同アピール 伊藤一長長崎市長銃殺事件
民主主義を銃撃するあらゆるテロを許すな!

長崎市長が撃たれた。
17日午後7時50分ごろ、伊藤一長長崎市長は選挙遊説からの帰り、選挙カーを降り事務所に向かう途中だった。市長は背後から暴漢に2発の銃弾を受け病院に搬送された。医師たちの懸命の治療も虚しく翌18日未明、核廃絶をたたかい続けた伊藤市長は帰らぬ人となった。
私たちは核廃絶と平和運動の道半ばにして斃れた氏の無念を思う。心痛の極みにあるご家族には、おかけする言葉すらも今はない。氏のご冥福を心からお祈りする。
その場で逮捕された実行犯、城尾哲弥の凶行の動機は私怨とも報道されている。しかし市政にたいする不満であることにはまちがいはない。政治家が政治活動のさ中に、衆人環視の路上で命を奪われたのだ。民主主義の最大の行為である選挙を銃撃したこの蛮行に私たちは満腔の怒りをもって断言する。
民主主義を殺すな。 長崎市で市長が撃たれたのは、これで二度目となった。昨年は加藤紘一元自民党幹事長宅が右翼によって放火された。その前には朝日新聞の阪神支局が銃撃され記者が殺された。この国に民主主義を脅かすテロが横行している。これを憂慮しつつ座視してはならない。それは、民主主義を踏みにじろうとする者たちに手を貸す結果にしかならないからだ。
いまこそ精一杯の声をあげよう。
みなが一人ひとり勇気をもって声をあげ、抗議の嵐を巻き起こそう。
民主主義を封殺するあらゆるテロを許すな!