公共事業の構想段階における計画策定プロセス研究会

国土交通省は標記の研究会を新たに設置し、3月22日に第1回、6月8日に第2回の研究会を開催した。研究会設置の目的はその設立趣意書において次のように述べられている。
「公共事業の構想段階における計画策定プロセスのあり方についての横断的な考え方を示すことにより、より良い計画に基づく、円滑な社会資本整備を推進することを目的に本研究会を設置する」。
研究会の委員長は小林潔司氏(京都大学大学院工学研究科教授)で、他の委員もすべて大学または大学院の教授で構成されている。研究会の設置目的がいまひとつ理解できないところがあるが、はたしてどのような検討だ行われ、どのような報告がまとまるのか、今後の経緯を注目していきたい。