無作為抽出市民も参加して市民検討会—地域別まちづくり方針策定に向けて

調布市は「都市計画マスタープラン」の地域別まちづくり方針策定に向けて「市民検討会」を立ち上げ、一昨日(7月24日)第1回検討会が開かれた。
市民検討会は、調布市を東西南北の4つの地域に分け、その4つの地域それぞれに設置される。市民検討会は、公募市民と無作為抽出市民とによって構成され、事務局は調布市都市整備部街づくり推進課が担当する。
調布市は今のところ、市民検討会の情報をホームページに掲載していない。今後、詳しい情報はこの欄で逐次取り上げていきたいと思う。
なお、市民検討会の固定メンバーは公募市民と無作為抽出市民だが、他の市民もいつでも「非固定メンバー」として参加できるようになっている。傍聴は調布市民以外でも可能だと思われるので、今後の日程等も含めて、興味のある方は前記街づくり推進課に問い合わせられたい。

無作為抽出市民による討議会は多摩市が9月8日、9日の2日間、「図書館のあり方」をテーマに行う予定であるが、調布市のような無作為抽出市民と公募市民との混成による会議(市民検討会)、それも長期間にわたる会議は日本では初めての試みである。