デートDV〜愛か暴力か、見抜く力があなたを救う

私(伊藤)の友人が標題の本を出版する。出版はKKベストセラーズ(店頭に並ぶのは11月15日)。今月23日から25日に「DV根絶国際フォーラム」が幕張メッセで開催するが、その国際フォーラムを主催するNPO法人全国女性シェルターネットなどの協力を得て、まとめられた本である。
香山リカさん(精神科医)の推薦の言葉。「恋人がDV加害者と気づくのは怖い。でも、目を背けないで。」

デートDV〜愛か暴力か、見抜く力があなたを救う
遠藤智子著・NPO法人全国女性シェルターネット協力
KKベストセラーズ 1200円+税
第1章 それは愛を装う—デートDVの現状と特徴
第2章 愛することは殴ること?—デートDV体験者のレポート
第3章 デートDV防止にどう取り組むか
第4章 デートDV予備軍を見抜く
第5章 デートDVから逃れる方法
巻末には「デートDVに取り組む民間団体」などの資料が豊富に添付されている。

私も幕張メッセに行きます。
東京自治研究センターで編集した『笑顔を取り戻した女たち』(写真、右)の宣伝をかねて、旧DV研究会のメンバーと一緒に「DV根絶国際フォーラム」の初日に幕張メッセに出かける予定です。
なお『笑顔を取り戻した女たち』は、いくつかの女性情報誌で取り上げられましたが、クロワッサン(11月10日号)の「女の新聞」欄でも紹介されました。まだお読みでない方は、ぜひ一読下さい。

DV根絶国際フォーラム(NPO法人全国女性シェルターネットホームページ)
http://nwsnet.or.jp/shelter/info.html