■ エファ・ジャパンの通信から転載します■

 1988年に、WHO(世界保健機構)が世界レベルでのエイズ蔓延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を図ることを目的として定めました。日本でも全国各地で様々なイベントが開催される今年のキャンペーンテーマは“Living Together〜大切な人を守るために〜”。
最新の統計で過去最高のHIV感染者数が報告されている(2006年、952件)日本において、HIV、エイズに関する正しい知識の一層の普及が必要とされています。

 さて、日本の外に目を向けると、世界でHIVと共に生きる人々は約3,320万人と推定され、その約7割がサハラ以南のアフリカにいます(UNAIDS(国際連合エイズ合同計画))。また、アジアでも約490万人がHIVに感染していると推測されています。

 最新の調査では、タイやカンボジアで感染率が横ばい・減少しているのに対し、インドネシアやベトナムで特に増加が著しい状況が明らかになっています。ベトナムにおける大人の感染者はそのほとんどが注射器による薬物使用者と売買春者とみられ、貧困がエイズ
問題にも大きく影を落としていることがうかがえます。

エファ・ジャパン
http://www.efa-japan.org/

エイズ予防情報ネット
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