高柳〜青海川〜仮設住宅〜小国・三桶屋

私(伊藤)の母親の見舞いもあって、故郷・高柳に帰ってきた。私の子どもの頃なら、少なくとも1m、多い年なら2m以上はあった積雪は、今年もほとんどない。
右の写真は、高柳(柏崎市高柳町)で最も標高の高い集落である板畑の風景である。向かいの斜面には棚田が広がっているのだが、お分かりだろうか。およそ600mくらいの標高の土地だが、まだほとんど積雪がない。

右の写真は信越線青海川駅。中越沖地震によるがけ崩れで線路が埋まり、不通になっていたが、ようやく復旧した。私も行きは、ほくほく線で直江津まで出て、直江津から柏崎に向かう経路をとった。
青梅川駅は、写真に見るように線路のすぐ向こう(北側)は日本海。南は断崖が迫る難所だ。

中越沖地震の直撃をうけた柏崎。右の写真は「東港町第二応急仮設住宅」である。およそ55世帯が入居している。
これから年末年始、そして長い冬。1日も早い復興を願わずにはいられない。

最後の写真は、旧刈羽郡小国町、現在の長岡市小国町(おぐにちょう)の三桶地区(国道403号線沿い)にある日本そばの「三桶屋」。表玄関から撮ったものである。
ここで出すそばは、「純手うち、手ぐりそば」のうたい文句どおり、自家製そば粉を石臼でひいた、そば粉100%。山ごぼうの葉とフノリでつないだもの。きわめて美味で、びっくりした。野菜の天ぷらも、山菜を中心にこれまた美味しい。
車でないと行けないところだが、三桶地区の人びとが資金をだしあって作った建物というだけに、立派な柱立ても魅力だ。