シンポジウム「グローバル化と社会政策−排除から包摂へ−」

このシンポジウムは、ポスト工業化社会が直面する新しい社会問題を社会学、法学、政治学、社会福祉学、経済学などの多角的な連携により総合的に分析しようという試みです。主催者は、「包摂的社会政策を構想する第一歩としたい」と意気込んでいます。
講演メンバーの木下武男さん、森ます美さん、連絡先となっている遠藤公嗣さんは、東京自治研究センターに設置している介護労働研究会において、委員をお願いしている方々です。

□ 日時 2008年3月22日(土)13:00 〜17:00
□ 場所 東京大学赤門総合研究棟6番教室
□ 次第 総合司会 古川孝順さん(東洋大学教授)
 コーディネーター・討論司会 大沢真理さん(東京大学教授)
 Ⅰ 講 演(13:10 〜15:10)
 ①宮本太郎さん(北海道大学教授)「包摂的社会政策の可能性」
 ②林弘子さん(福岡大学教授)「グローバリゼーションと女性労働」
 ③木下武男さん(昭和女子大学教授)「労働社会の構造転換とワーキングプアの増大」
 ④大友信勝さん(龍谷大学)「社会福祉からみたセーフティネットの危機と課題」
 Ⅱ 討論など(15:20 〜17:00)
 ①三重野卓さん(山梨大学教授)
 ②森ます美さん(昭和女子大学教授)
 一般討論閉会あいさつ:武川正吾(東京大学教授)
□ 主催 日本学術会議社会学委員会 包摂的社会政策に関する多角的検討分科会
 社会政策関連学会協議会設立準備委員会
□ 参加申込方法:下記宛 E-mailもしくはFaxにてお申し込みください。定員(350名)。
 必要事項(氏名、所属、連絡先電話番号、E-mailアドレス)
 遠藤公嗣(明治大学経営学部) E-mail: social2008@live.jp
 Fax: 03-3296-2350 
 *定員(350名)となり次第締め切りです。
http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf/50-s-1-4.pdf

明日(21日)から25日まで、ブログを休みます
明日から25日まで、鹿児島県の出水市や熊本県水俣市を回ってきます。
水俣市では胎児性水俣病患者の皆さんの通所作業所を訪ね、交流する予定です。
新作業所の建築現場も視察し、バリアのない環境をつくるために一緒に考える企画もあります。
帰京したら、このブログで報告したいと思います。