「たま歩き・第二十三歩〜府中市」−私(伊藤)が案内人です

府中というと甲州街道や京王線、府中崖線が東西に走り、多摩川と崖線との間には競馬場やビール工場、日本電気などがあり、崖線上の平地には大国魂神社などがのっている感じで、「豊かなイメージがある」と見られています。でも実際はどうでしょうか。
「たま歩き」は国立市在住の皆さんが中心になって行っている企画ですが、今回は府中崖線を今のまちと史跡をなぞりながら東に向かって歩いてみます。案内人は私(伊藤)が努めます。関心のある方は、下記の申込み先に連絡して下さい。みなさんの参加をお待ちしています。(右の写真は、日本に3例しかなく、しかも最も古い「上円下方墳」の所在を示す看板。この奥に古墳があるが、まだ未整備)

■日時:6月7日(土)午後1時集合(小雨実施)
■集合:谷保駅改札前(JR南武線)
■解散:多磨霊園駅(京王線・午後5時予定)
■参加費:500円(資料代を含む)
■案内人:伊藤久雄(東京自治研究センター事務局長)
■当日のコース(予定)
谷保駅→府中・国立の都市計画変更→西府橋→西府新駅→高倉古墳群→古戦場跡→高安寺→大国魂神社→八幡神社→瀧神社(おたきさん) →新小金井街道→東郷寺→多磨霊園駅
(上の写真はJR南武線に建設中の新駅、「西府駅」である。南武線では67年ぶりの新駅になる)

■参加者数:20名(申込先着順 定員に達し次第申込締め切り)
■当日のお問い合わせ: 070-5465-5732(ごとう)
■お申込み:「たま歩き・第二十三歩 参加申し込み」として
氏名・住所・連絡先(電話、ファクシミリ、メールアドレス等)を記入の上、下記宛お申し込み下さい。
Do Tank たまじん 事務局
E-mail:info@tamajin.or.jp
FAX:042-581-4424

(上の写真は、府中市段丘崖線緑地保全地域と、湧き出る湧水。府中崖線では最も湧水が多い)

かって府中市内には、府中用水、本宿用水が縦横に走って、水田を潤していた。今は、そのほとんどは蓋掛けされ、緑道となっている。右の写真は、崖線沿いに走る府中用水(かっては市川といった)を蓋掛けした「市川緑道」である。蓋を剥がして、かっての用水を復活して欲しいという市民の要望が強い。

現在の分倍河原駅の南側は、分倍河原古戦場として有名である。1333年(元弘3年)、新田義貞がここ分倍河原で鎌倉幕府軍と戦ったところである。
右の写真は、分倍河原駅前に建つ、新田義貞像である。

という具合に、府中崖線沿いを歩きます。ここから崖線沿いに、高安寺、善明寺、大国魂神社、妙光院などの著名な神社仏閣を通り、東京競馬場前に到ります。終点は、京王線多磨霊園駅を予定しています。
参加してみませんか。