現代日本人の動物観 動物とのあやしげな関係

私(伊藤)の都庁建設局時代の親しい友人である石田戢(おさむ)さんが、標記の本を出版した。石田さんは建設局時代、上野動物園、多摩動物公園、井の頭自然動物園、葛西臨海水族園など、一貫して動物園に勤務し、最後は多摩動物公園副園長で退職された。現在は、帝京科学大学生命環境学部アニマルサイエンス学科で教鞭をとる。石田さんが実感する日本人ならではの動物観のキーワードは「うしろめたさ」だそうだ。石田さんは、私が考えるに「動物観」学では日本の第一人者である。ぜひご一読を!

発行・発売:ビイング・ネット・プレス
四六判 224ページ 並製
定価:1,800円+税

第1章 ペットを愛でる
第2章 動物愛護、生命の尊重
第3章 動物を食べる、もしくは食べない
第4章 動物の不思議な力
第5章 日本人の動物観