2月16日のこのブログで紹介したドキュメンタリー映画「空とコムローイ」〜タイ、コンティップ村の子どもたち〜。連日の満員、大好評につき、追加上映が決定しました（現在の上映は27日まで）。
実は私（伊藤）も先日の日曜日（22日）に観てきました。タイトルの「空とコムローイ」の空は、タイ語で「ファ」と発音しますが、それは2歳で母親をエイズで亡くした女の子の名前なのです。ファ 素敵な名前です。
日本語だとソラ、韓国ではハヌル。とてもよく響きます。
映画は、その「ファ」の2歳から10歳までの物語です。三浦淳子監督が自らカメラを回していて、カメラを回しながらの声も録音されています。映画が終わってからのトーク・ショーで聞いたのですが、カメラはディジタルで撮って、16ミリフィルムに焼き直したのだとか。なるほど少し霞んで、和やかさが伝わる映像です。
映画の中で、コムローイという紙でつくられた熱気球が空高く舞い上がるところがとても印象的です。特に夜、舞い上がる場面は幻想的でもあります。
ぜひ、観にいかれることをおすすめします。
午前1回きりの上映です。ご注意を！
10時会場、10時30分〜12時上映、上映後トークあり
上映：渋谷ユーロスペース
http://www.tristellofilms.com/scom.html
