日本版プラーヌンクスツェレ(市民討議会)の可能性−適用領域や制度設計を考える−

次のフォーラムが開催されます。プラーヌンクスツェレや市民討議会に興味をお持ちの方、ぜひご参加下さい。

【開催趣旨】
 ドイツで始まったプラーヌンクスツェレ(市民討議会)が、日本でも新たな市民参加・協働の手法として注目され始めています。無作為抽出で選ばれ市民が、一定期間有償で、そのまちの課題について討議し解決策を提案する仕組みですが(政策づくりの裁判員制度的なもの)、JCを中心に実践例も増えてきました。このフォーラムでは、現在の取り組み状況(水準)を整理し、それを踏まえて、今後、日本(とりわけ地域)において、プラーヌンクスツェレ(市民討議会)を導入するに当たって乗り越えるべき課題や制度設計、ヒントを考えます。
【日時】 2009年3月21日 土曜日 午後1時から5時(受付12時半) 
【場所】 相模女子大学 11号館1124教室(小田急線相模大野駅徒歩10分)
 神奈川県相模原市文京2丁目1番1号 
アクセス http://www.sagami-wu.ac.jp/access.html
【参加費】
資料代500円
【概要】 
第一部 報告・問題提起
[報告1] 日本での実践から−JCの取り組みから(現在の取組み水準や課題)
 市民討議会推進ネットワーク代表(三鷹青年会議所OB)吉田 純夫氏
[報告2] 地域での実践−行政とプラーヌンクスツェレ(意義や課題)
 三鷹市企画経営室室長 伊藤幸寛氏
 [報告3] 地域における適用計画−総合計画(意義や課題)
小田原市企画部参事・企画政策課長 本多高弘氏
(質疑)
第二部 ワークショップ・制度設計に向けて
−日本版プラーヌンクスツェレ(市民討議会)を考える−
 (考えられる論点)
 ・適用範囲(総合計画、個別計画、条例づくり)
 ・これまでの市民の協力関係(ボランティア型)と有償性の関係
 ・適切な情報提供のあり方 
 ・議会の役割との関係等
司会進行 相模女子大学人間社会学部教授 松下啓一
住民参加・協働支援コンサルタント 今井邦人
■参加申し込み・お問い合わせ
下記のメールでお申し込みください(氏名、所属等をメールに記入してください)。
相模女子大学人間社会学部 松下啓一 opin@mail.goo.ne.jp