なくそう!官製ワーキングプア〜反貧困集会

ワーキングプアの問題は、公務員職場や、公共サービスをアウトソーソングした職場でも同様です。なぜなのか、どうしたらいいのか。ともに考える場です。

<開催趣旨>
日比谷の年越し派遣村の活動が浮き彫りにした派遣切り問題は、いかに多くの企業が派遣や期間労働者によって支えられているのかという実態と共に、非正規労働者の身分が、どれだけ弱く不安定なものであるかという厳しい現実を社会に見せつけました。これは民間企業だけの話ではありません。
地方自治体でも同様の問題が起こっています。地方公務員の数は、正規職員が約140万人であるのに対し、非正規職員は約50万人(総務省調査)。これら非正規公務員の多くが正規職と同等の業務を担っているにもかかわらず、自活するのも厳しいほどの収入しか得られず、なおかつ3年や5年の雇い止めがあるなど身分も不安定です。
さらに、自治体サービスの受託業者に雇用されている労働者も、価格競争のしわ寄せなどを受けて低賃金での労働を余儀なくされています。一部の自治体が実施した緊急雇用対策による臨時職員募集にもほとんど人が集まらなかったのは当然といえるでしょう。
公務職場にもワーキングプアは存在します。しかしながら、「公務員は安定し、収入
にも恵まれている」というイメージによってその事実が世間に出ることはなかなかありませんでした。そこで、非正規公務員および公共民間労働者の実態を明らかにしていくことを通じ、抜本的な待遇改善をめざしていくことを目的に、本フェスタを開催することにしました。

■日時 4月26日(日) 午前10時〜午後4時30分
■会場 総評会館 東京都千代田区神田駿河台3-2-11
■参加資料代 500円 (ただし、失業中の方については無料)

詳しくはブログへ 
http://www.union-kk.com/~kansei-wp/