原発に依存しないまちづくりはできないか−30年後の柏崎を考えるシンポジウム

伊藤も委員として協力した「30年後の柏崎市のまちづくりに向けた提言」について、広く柏崎市民と議論しようというシンポジウムが柏崎現地で開かれます。写真は、新潟県自治研究センター発行の「新潟の自治」で、特集として「30年後の柏崎を考える」を特集している。

<開催趣旨>
2007年7月16日、震度6強の中越沖地震の発生は原子炉の停止とともに、柏崎市の財政や将来のまちづくりに大きな影響をもたらしました。
 (社)新潟県自治研究センターでは、原子力発電所には寿命があり、いつまでも原子力発電所がもたらす財源に依存したまちづくりはできないという観点から、原発の再開か廃炉かの議論を乗り超えて、30年後の柏崎市のまちづくりに向けた提言を作成しました。(『新潟自治VOL.38、2009年1月発行『特集 30年後の柏崎を考える』) その中で、情報の共有と議論の場をつくる、長期的視点の必要性、地域産業を生かした将来像を描く、などの10の提言をしています。
 この提言を広く住民の皆さんに知っていただき、認識を共有し、ともに議論を進めようと呼びかけるものです。賛否を問わず広く市民の皆様の参加をお願いします。

□ 日時 2009年5月16日(土) 13:00〜16:00
□ 会場 柏崎市民プラザ (柏崎市東本町一丁目3番24号) 波のホール
□ 主催 (社)新潟県自治研究センター
□ 後援 柏崎市・柏崎日報社・(株) 柏新時報社・越後タイムス社
□ 内容 講演とシンポジウム
 講師 辻山 幸宣氏(財団法人地方自治総合研究所 所長)
 パネリスト 石塚 修氏(株式会社創風システム 代表取締役会長)
 平井 邦彦氏(長岡造形大学教授、県震災復興ビジョン策定委員)
 阿部 雅明氏(新潟産業大学准教授)
 澤井 勝氏(財団法人地方自治総合研究所 非常勤研究員)
 コーディネーター 辻山幸宣氏
□ 参加費 無料
□ 申込み 資料の準備がありますので、5月8日(金)までにお申し込みください。
□ 申込み・連絡先
 (社)新潟県自治研究センター
 http://www.niigata-jichi.or.jp/