広島の被爆医師が体験を交えて語る−低線量ヒバク・内部ヒバクの危険性

たんぽぽ舎・いろりばた会議では、広島で被爆した医師の肥田舜太郎さんをお呼びします。
肥田さんは、忙しい医師としての仕事の合間に、精力的に反核運動および低線量ヒバクについての翻訳及び研究を行なっています。被爆者裁判での昨今の被爆者側の勝利は、肥田氏の翻訳した低線量ヒバクに関する外国文献がよりどころとなったと評価されています。92歳の現在も、低線量放射線の危険性を示す「ペトカウ効果」の論文を翻訳中です。
皆さま、ぜひご参加ください。

●日 時:2009年8月29日(土) 13:30開場、14:00開始〜17:00
●会 場:ニューシティハイツ飯田橋401号室
 東京都千代田区飯田橋1-8-9
 JR飯田橋から徒歩5分、東西線飯田橋A5出口より2分、九段下より10分
 (たんぽぽ舎から徒歩15分程度)
http://map.yahoo.co.jp/pl?type=scroll&lat=35.69628528&lon=139.75164028&sc=3&mode=map&pointer=on&home=on
●資料代:1,000円
●主 催:いろりばた会議(環境と原発の学習会)

《肥田舜太郎さんプロフィール》
 1917年広島生まれ。1944年陸軍軍医学校卒業後、軍医中尉として広島陸軍病院に赴任し、45年広島にて被爆。以来今年3月に埼玉県の病院と診療所を退任するまで、6000人の被爆者を診療した。全日本民医連理事、埼玉県民医連会長、被団協被爆者中央相談所理事長などを歴任。

《主な著作・出演作》
 BBCドキュメンタリー「Hiroshima」(2006)と映画「ヒバクシャ」(2003、鎌仲ひとみ監督)に出演。主な著作「内部被曝の脅威」(2005)、「ヒロシマを生きのびて」(2004)、「広島の消えた日」(1982)、主な翻訳書「死にいたる虚構」(1994)「内部の敵」(1994)「放射線の衝撃」(1991)「死にすぎた赤ん坊」(1978)