「市民討議会の現状とカイゼン」-第9回日本プラーヌンクスツェレ研究会のご案内

日本プラーヌンクスツェレ研究会からの案内です。会場は東京自治研究センターです。

<開催趣旨>
 市民討議会は、05年、06年に登場した、日本における討議デモクラシーの手法ですが、07年から今年にかけて70近くの実施が行なわれてきています。この運動を推進してきた篠藤、吉田、小針は、その報告として今般「自治を拓く市民討議会−広がる参画・事例と手法」(イマジン出版)を出版いたしました。
  (8月25日のブログ参照) 
 ここでは、基礎自治体で広く実施され始めた市民討議会に注目し、地方分権のながれにおける意義やその具体的実施方法について書いています。
そこで、今回の研究会ではまず、基礎的自治体で展開されている市民討議会の現状について、数名の人からいくつかの調査・研究を踏まえ問題提起をしていただきます。次に、市民討議会に相応しいテーマは何か、行政との関係作りはいかにあるべきか、プログラム設計の工夫は、市民討議は十分か、市民提言の作り方は適切か、結果の反映はどうあるべきかなど、その“カイゼン”の可能性について討論します。また、研究会として今後調査・研究する課題、その具体的体制作り、市民討議会・見本市での発表形式などについても話し合いたいと思います。
 ご多忙の折とは存じますが、多くのご参加をお願いします。また、当研究会はどなたでも参加できますので、お知り合いの方がおられましたら、ご案内ください。なお、真に恐縮ですが、事前に上記の文献を読んで頂けましたら嬉しく思います。

■ 日時:9月19日(土)13:30〜15:30
■ 場所:東京自治研究センター
新宿区上落合2−28−7落合高山ビル4F
 (東西線落合駅徒歩2分、JR東中野駅徒歩7分)
■ 内容:
 第1部 市民討議会の現状を考える(13:30〜15:15)
 第2部 今後の方向性、カイゼンを考える(15:30〜17:30)
■ 参加費:無料
■ 連絡先
 日本プラーヌンクスツェレ研究会(代表 篠藤明徳)
 メールアドレス shinoto@mc.beppu-u.ac.jp

付記
 研究会後、懇親会(18:00〜20:00、自己負担)を予定しています。会場の都合がありますので、参加ご希望の方は9月10日までにご連絡ください。