「サクラ調査ネットワーク」(連絡先:たんぽぽ舎)が行っている「サクラと環境汚染の全国調査」の中間報告です。
① 7年目のサクラと環境汚染、放射能汚染の調査が、全国的に心ある人々の協力で 順調に進行しています。6年間の蓄積が生きていると思われます。4月22日(木)『7年 次調査、第4回打ち合わせ会』が、たんぽぽ舎会議室で開かれ、(イ)今年の中間集 約と特色、(ロ)今後の日程=調査表の残りの地域の集約と原稿集約、第7集の報告 集の発行等について打ち合わせをしました。その要旨の報告です(第1回1月28日、 第2回2月25日、第3回3月8日)。
② 7年次の中間集約と特色は次のとおり
イ、今年は天候不順で、寒い日と暖かい日が交互に続き(地球寒冷化の到来?!)、サ クラの開花に大きく影響し、サクラの調査日の設定に苦労しました。7〜8分咲き位の 時が、調査に好都合。
ロ、サクラ(ソメイヨシノ)が全国的に高齢化してきていて、花に元気がないことや、テング 巣病の多発(静岡・浜岡原発の周辺)の指摘もありました。
ハ、全国から送られて来た調査表の自由記入欄には、各調査者のいろいろな感想が たくさんつづられていました。
ニ、調査地点(調査表の到着分)は、次の通り
九州—宮崎県宮崎市、福岡県(玄界原発の周辺)、四国愛媛県、広島県(原爆サク ラ)、富山県、福井県(「もんじゅ」の周辺)、愛知県、岐阜県、神奈川県(横浜市、横須 賀市=原子力空母)、石川県金沢市、新潟県、東京(都庁周辺、杉並区、練馬区、江 戸川区)、長野県松本市、埼玉県(清掃工場そば)等。
ホ、4月20日を「調査表・写真・報告文の3点セット」の第1次〆切り日としていました が、上記のように全国各地から、30点近くの報告書が寄せられました。プルサーマル の玄海原発の調査、東京江戸川区の清掃工場近くの調査、長野県松本市の産廃施 設近くのサクラ調査などは、今年度の新しい調査です。新しく参加された皆さん、ごく ろうさまでした。
へ、サクラ開花がまだのところ(地域)は、次のとおり
宮城県(仙台)、岩手県、青森県、北海道など。六ヶ所再処理工場の青森県での調 査者の発掘に苦労しました。
③ 今後の日程(予定)と第7集の編集・発行の作業日程
イ、調査・報告書のまだの地域は調査終了次第、なるべく早めに、お送り下さい
ロ、第5回打ち合せ会(主に分析と編集)を5月6日(木)に開き
ます(19:00〜21:00)関心のある方の参加を歓迎します。
会場:たんぽぽ舎
ハ、第7集の調査報告集(カラー4頁を含む40-50頁)は、5月下旬の発行を目指しま す。(昨年より早めに発行)
今後も、みなさんのご協力をお願いします。
文責 柳田 真(サクラ調査ネットワーク事務局)
連絡先:「サクラ調査ネットワーク」たんぽぽ舎内
TEL 03-3238-9035(13:00〜20:00)
担当:柳田真