マンガ家が描いた失語症体験記−高次脳機能障害の世界

 脳梗塞を発症し失語症になった漫画家が、発症からリハビリテーションまでをマンガで描いた本。高次脳機能障害者の心情や、障害の内容が理解できるように展開されている。監修者から、医学的なコメント(本文欄外)や参考資料(巻末)として、高次脳機能障害の基礎知識がまとめられている。

渡邉修 解説・監修/福元のぼる・福元はな 著
発 行 医歯薬出版㈱ 定価2100円+税

主な目次
第1章 はじめに
第2章 発症から入院・退院まで
第3章 リハビリの紹介
第4章 こころとからだの変化
第5章 SOSカード/できなくなったこと/苦手になったこと/楽しめなくなったこと/楽しんでいること/対人関係の変化/発症初期の夫婦
第6章 四コマ漫画
第7章 今に至るまでの心情