「妻と最期の十日間」(集英社新書)−桃井和馬さんの新刊

 写真家であり、ジャーナリストとして世界中を取材してきた桃井和馬さんが、奥様を看取った十日間を綴るノンフィクションです。

「妻と最期の十日間」(集英社新書) 777円(税込み)
http://p.tl/InLV (アマゾン)
http://p.tl/ftyo(クロネコ・ブックサービス)

<桃井さんからのメッセージ> 
 この3年半の間、私はこの本を完成させることだけに、すべてのエネルギーを注ぎ続けたように思っています。
 突然起きた「出来事」に対し、写真家として、ジャーナリストしてどう向き合うのか?
 突きつけられた問いは余りにも大きく、心が激しく揺れ動き、折れてしまいそうな日々が何度も訪れました。
 事実を見据える。文字を刻み込む。
 そして、わかったことがあります。その行為自体が表現者の私にとって「生きる」こと。それを改めて確認した年月でした。
 本書は、新しく創刊された「集英社新書ノンフィクション」の第一弾として出版されます。