樋口篤三さんの遺稿集が刊行されました

 昨年亡くなられた樋口篤三さんの遺稿集が、同時代社から刊行されました。下記のように全二巻です。

樋口篤三遺稿集第一巻
 人間の息づかいが聞こえてくる現代史。
 「党史観」、「イデオロギー史観」、狭い「運動史観」では、絶対に見えてこない歴史が、ここにはある。
 24人の人間ドラマが語りかける夢と闘いと——。
 高野実/春日庄次郎/鈴木市蔵/中西 功/一柳茂次ほか。
〔登場人物〕
 高野実・春日庄次郎・鈴木市蔵・中西 功・一柳茂次・戸村一作・荒畑寒村・渡部義通・古屋能子・結城庄司・林大鳳・国分一太郎・由井誓・安斎庫治・前田俊彦・椿 信・清水慎三・横井亀夫・今野求・井手敏彦・渡辺宏・右島一朗・前野良・望月彰

樋口篤三遺稿集第二巻
 生涯を、革命家、オルガナイザーとして生きた著者による、闘いの「最前線」の記録と「対抗戦略」私論。
〔主な内容〕
 第1章 私のオルグ人生から
 第2章 たたかいの最前線を記録する
 第3章 日本労働運動の〈宝〉を掘り返そう
 第4章 新しい飛躍をめざしてよびかける
 第5章 対抗戦略なくして未来なし