「低線量被曝の時代を生き抜く」講演会

 たんぽぽ舎主催の講演会です。予約が必要です。定員120名(4F90名、5F30名)。 5Fは、プロジェクターによる映像をご覧いただくことになります。5Fの参加者の方には、肥田舜太郎さん他共著の小冊子『被ばく者』(頒価400円)を贈呈致します。
 予約申し込み、問合せ先は、下記の通りです。
 たんぽぽ舎 電子メール nonukesアットマークtanpoposya.net
FAX 03-3238-0797

■ 日 時:11月15日(火)18:30開場 18:45開会
■ 会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
■ テーマ:「低線量被曝の時代を生き抜く」
■ 講 師:肥田舜太郎さん・竹野内真理さん
■ 資料代等1000円

◇講師は肥田舜太郎医師と竹野内真理さん(翻訳家)です。
 肥田舜太郎先生は広島市に生まれ、陸軍軍医として広島陸軍病院に勤務中、1945年アメリカ軍が投下した原爆で被爆しました。原爆の直撃に遭遇して死んでいく患者のほかに、後から広島に入った患者が、放射線による症状を呈して死んでいく様子を目のあたりにし、この時から内部被曝の恐ろしさを知った国内でも唯一の医師です。肥田さんは、現在94歳です。
 肥田さんは、1978年に同教授の著書『死に過ぎた赤ん坊−低レベル放射線の恐怖』を翻訳・刊行しました。その後も『死にいたる虚構』、『放射線の衝撃』、最近は『低線量内部被曝の脅威』『人間と環境への低レベル放射能の脅威』を翻訳、鎌仲ひとみ氏と『内部被曝の脅威』を執筆、一貫して低線量内部被曝の真実に迫る研究を続けておられます。
 竹野内真理さんは翻訳家ですが1998年に劣化ウラン兵器による子供たちの深刻な健康被害を知り、そして99年には米国における原発の「電源喪失事故」の想定の話を聞き、以来反原発の活動を行っています。