新宿区は、第二次実行計画（他の自治体では実施計画という名称が一般的）の計画素案に掲げる事業に対し、区民の率直な意見を聞くために2011年10月22日（土）・23日（日）の2日間、「区民討議会」を実施した。
今回は無作為抽出で選出された18歳以上1,200人の区民のうち、参加申込みのあった94名の応募者から抽選で60名（ただし、討議会当日の参加者は55名）が選出され、55名の参加者を3つのグループに分け、さらに約5名ずつの班を作り、班ごとに討議した。
さる12月28日に区のホームページに「報告書」がアップされた。以下はその本文と概要版である。
区民討議会実施報告書（本文）
http://www.city.shinjuku.lg.jp/content/000100999.pdf
区民討議会実施報告書（概要版）
http://www.city.shinjuku.lg.jp/content/000098784.pdf
今回の区民討議会の準備会会長を務めた小針憲一さんは「まとめ」で次のように述べている。
『昨年度の、自治基本条例と言う大きな課題とはまた別の視点で、本年度は第二次実行計画策定に向けての区民討議会となりました。実行計画を取り上げた点、事業仕分け的な要素を加えたと言う点において、今回も全国の先駆け的事例になる内容でした。』
全国の皆さんもぜひ注目していただきたいと思う（伊藤は企画委員を務めた）。