<主催者から>
東日本部落解放研究所の機関誌『明日を拓く』が100号を迎えます。3・11東日本大震災と原発事故、リバティおおさかへの補助金打ち切りなど同和行政・同和教育における逆風、安倍自民党政権の登場など、混迷のなかで、2013年を迎えております。部落解放運動を含め反差別運動の現場はどうなっているのか、さまざまな社会運動の取り組みのこれからの可能性は…、この混迷する時代・社会状況をどのように捉えたらよいのか、などをめぐって、二つのフォーラムを実施し、外部からのゲストも迎えて、意見交換・情報交換の機会を持ちたいと思います。みなさんの参加をお待ちしています。
フォーラム1 部落解放運動の現在を考える(2月2日・土)
◆報告(敬称略)
①東日本の部落解放運動の歴史と課題/藤沢靖介(東日本部落解放研究所)
②部落解放運動との出会いと歩み/古河誠(部落解放同盟埼玉県連大宮支部)
③同和教育・解放教育の今後/鎌田行平(部落解放同盟千葉県連)
④互いにかけがえのない者どうしとして/申谷雄二(東京都部落研外文研連絡会議顧問・東日本部落解放研究所)
⑤部落解放運動とダリト解放運動との対話/友常勉(東日本部落解放研究所・東京外国語大学教員)
◆ディスカッション(報告者&参加者)
フォーラム1 社会運動のこれからを探る(2月9日・土)
◆報告(敬称略)
①生活困窮者支援の現場から/稲葉剛(自立生活サポートセンター・もやい代表理事)
②セクシャアルマイノリティの社会運動−連帯の困難さをめぐって/森山至貴(日本学術振興会特別研究員)
③自分の選んだ地域で、選択した暮らし方を実現するために−障害は社会にある/増田一世(やどかりの里常務理事・日本障害者協議会理事)
④沖縄の反基地・反沖縄差別運動の現状と展望/安次富浩(ヘリ基地反対協共同代表)、又は
/鐘ヶ江晴彦(東日本部落解放研究所・専修大学教員)
⑤差別のジェンダー・ポリティクス/井桁碧(東日本部落解放研究所・筑波学院大学教員)
◆ディスカッション(報告者&参加者)
【日程】フォーラム1/2月2日(土)、フォーラム2/2月9日(土)、PM1−6
【会場】東京都人権プラザフォーラム1は3F大会議室、フォーラム2は3F会議室B。
http://www.tokyo-jinken.or.jp/annai/annai.htm
【申込】FAX・メールにて、東日本部落解放研究所まで
FAX03-5603-1862 MAIL higashiken@chime.ocn.ne.jp
【定員】フォーラム1は80名、フォーラム2は40名、先着順。
【主催】東日本部落解放研究所