☆アルビレオ☆のGW〜2か所での下見・打ち合わせ〜

皆様こんばんは!!

東京のGWは憲法記念日は大雨に見舞われ、みどりの日は、明るく晴れ渡った一日でした。寒暖の差が激しく、セーターを着たり、Tシャツに着替えたりしながらこの数日を過ごしています。

このGW前半は、夜行バスでふるさと宮城県を往復しました。幼馴染のみっちゃんの元気な笑顔と、実家の両親の仲の良い姿に、ほっと安心して東京に戻りました。

その帰省の前後に、5月と6月に予定しているライブ予定先2か所を訪問して、下見と打ち合わせを済ませることができました。

まず1カ所目は、浅草雷門から徒歩30秒の交差点角にある、ライブハウス「ZINC」さんです。
29日夜、30年振りに浅草駅に降り立ちました。浅草駅の出口1番からすぐのところに雷門があるとは聞いたのですが、なにしろ30年振り。学生時代に来て以来ですから、右も左も分かりません。「1番出口から出たらまっすぐ進んでください。」との駅員さんの言葉に従って、素直にまっすぐ10メートルほど進むと、目の前に交番があるではありませんか!「雷門がどこか交番で聞こう!!」と喜び勇んで入ろうとしたら、なんとそこがまさに、雷門のまん前!!

交番に入る前に気づいてよかった〜!

そして、この交番(雷門)を背に立ち、「さてライブハウス「ZINC」はどこかしら・・・」と見渡すと、交差点右手上方の細長いビルの8階のガラス張りの窓から華やかな灯りが目に入ります。きっとあれが「ZINC」では?!!

交番から徒歩30秒。やはりそこがZINCのあるビルでした。その日は、若い3人の音楽家「UNIQUINTEDさん」(クラリネット、フルート。ギター)による、クラシックからミュージカルナンバー、民族音楽までの幅広いジャンルの楽しいステージが繰り広げられていて、軽やかなMCと爽やかな音色に惹きこまれてあっと言う間に2時間が過ぎました。

美味しいピザとソーセージの盛り合わせをおつまみに、個性溢れる演奏を堪能した後は、いよいよ5月21(土)の☆アルビレオ☆初ライブの打ち合わせです。責任者のSさんやオーナーさんと、相談し、21日の開場時刻は18:00、開演は19:00、ミュージックチャージは2000円と決まり、ZINCさんのホームページにそれらを掲載していただくことになりました。震災後初のライブが決まって、身が引き締まる思いです。

20人ほどで満席になる会場ですので、満席を目標にGW後半は広報活動に専念しなっければと思っています。熱血おやじバトルのHPの伝言板にもこのライブのことを書いてみましたら、早速アップされていて、その速さにびっくりしています。

21日当日は、昼間に浅草観光を楽しんでいただき、夜は「浅草ZINC]にて、☆アルビレオ☆とご一緒に、音楽を通してこれからの夢や希望をシェアしていただければ、と願っています。

GW前半、2か所目の訪問は、5月2日(月)午前中でした。場所は八王子の「島田療育センターはちおうじ」さんです。6月1日(水)午後に行う、通所サービス開所記念コンサートでの演奏依頼をいただいたことから、会場の広さや雰囲気を知るためにお邪魔しました。
受け入れ担当のOさんは、多摩市での音楽仲間で、ドラムからトランペットまで、楽器はなんでもOKという方ですから、すぐにチームのような関係ができて、打ち合わせはスムーズに進みました。当日はこのセンターを利用する通所の皆さんとの楽しいひとときが過ごせるように、ジブリの音楽から童謡、歌謡曲まで、色々なジャンルを演奏できるように頑張りたいと思います。

浅草ZINCでのライブでは、オリジナルや洋楽ポップスを中心に、島田療育センターはちおうじでは、利用者の方のお好きな曲を中心にプログラムを構成する予定です。

ようやく再開の見通しが立った音楽活動。新たな目標を胸に、初心にかえって、明るく頑張りたいと思います。

今朝の新聞の一面に、健気に咲く黄色いスイセンの花が掲載されていました。津波の被災地に咲いた、鮮やかな黄色に輝くスイセンの花たちの佇まいからは、初々しさと雄々しさを感じます。スイセンはもともと塩害に強いことから、こうして災害後にも芽を出し花を咲かせることができたのだそうです。
建物の土台しか残っていない被災地のそこここに、流されないように根を張って耐えていたた水仙達が今一斉に花を咲かせています。その強さと逞しさ、太陽に向かって笑顔いっぱいに咲いている水仙の弾けるような明るさは、夢と希望そのものです。

どんな時でも、じっと耐えて、光に向かって伸びようとする力。そういう力を秘めた音楽を、これからも謙虚に、さりげなく奏で続けたい。そんな思いを引き出してくれた水仙の花達に出会えたことに、心から感謝します。

明日は子どもの日。
世界中の子どもたちが、いつも愛されて、幸せでありますように。

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